2008年11月4日火曜日

クラブメッド サホロ ②

 クラブメッド サホロ、食事編です。
 
3食飲み放題付きと聞くと、「どうせ安かろう悪かろうでしょう?」と想像すると思いますが、良い意味で期待を裏切られ、毎日食べ過ぎて、1週間で2キロ太りました(笑)。長期滞在しても飽きないように毎日違ったテーマのビュッフェが用意されるので、毎食全メニューを制覇するのに忙しい(笑)。

 どんなものがあったかというと、十勝牛ステーキ、フォアグラソテー、オマールえび、鹿肉(!)、また、生カキ、お寿司、海鮮丼など北海道らしいメニューも。一皿一皿きれいに盛り付けてくれたりして、ちょっとした都内のホテルのビュッフェより断然豪華でした。ほんとにこれで1泊約8000円なんてどうやって利益を出しているのか不思議です。


 


 
最終日のディナーではサマーシーズン最後とのことでキッチンの全スタッフたちが紹介され、シャンパンのサービスまで!


 
(上)たまにクッキングレッスンがあったり。



(上)カフェ・バーではコーヒーやクッキー、バナナシェイクなども飲み放題。もちろん昼間からビール・ワインでもOKです。
このクッキーもホテルメイドの焼きたてでおいしいし、ビュッフェのパンも毎朝焼きたてでふかふかでした!パンはお土産に買って帰ることもでき、このおいしさなら納得でした。

ということで、クラブメット サホロには大満足!オールインクルーシブのホテルってなんか信用してませんでしたが、意外と悪くないです。今まで食わず嫌いだったので、次回からの子連れ旅行にはしっかり候補に入れます。

2008年10月5日日曜日

クラブメッド サホロ ①



 2008年9月末、遅い夏休みをとって北海道へ行ってきました。今年、子供が生まれ、いよいよ子連れ旅行をすることになりました。
乳児を連れての旅行のため、国内・滞在型をポイントに選んだのがここ、クラブメッド・サホロです。国内では珍しいオールインクルーシブのホテルです。滞在中の全食事・飲み物(アルコールを含む)・各種アクティビティーが料金に含まれていてとっても楽チン。
 しかも、サホロは冬のスキーシーズンがメインのため、9月末はオフシーズンでびっくりするくらい格安でした!さらにサマーシーズンの最終日を含む1週間は通常よりイベントが盛りだくさんでさらにお得!まさに価格破壊のホテルでした(笑)どれくらい格安かというと、4泊分の宿泊代で6泊泊まれるロングステイ割引を使って、1泊一人約8000円!普通この値段だと、ビジネスホテルですよね!?



 格安すぎて心配でしたが、お部屋は写真のようにいたってシンプルながら、ヒョウ柄クッションなんかが使ってあり、そこそこおしゃれな感じです。昨年リノベーションされたとのことで、まだまだきれいです。
 また、赤ちゃん連れにはベビーウェルカムサービスとして、ベビーバス、オムツ用ゴミ箱が用意されていました。このベビーウェルカムサービスでは他にベッドガードやベビーベットもリクエストできますし、レイトチェックアウトも無料です。さらにレストランではレトルト離乳食・子供用食器・いすが用意されていたり、館内のトイレにはオムツ換えスペースもあります。
 そして2歳からの子供を預けることのできる託児所のようなキッズクラブがあり、そこでは子供用のいろんなアクティビティーが用意され、ノリのいい外国人スタッフと一緒に楽しく遊んでいる子供たちがたくさんいました。




 さて、今回クラブメッドを選んだ理由のひとつは夫が最近始めたゴルフの練習が出来ることでした。簡単な打ちっ放しとショートコース(ピッチ&パット)があり、レッスンも受けられます。クラブメッドにはいろんな無料アクティビティーがありますが、その全てに専門のホテルスタッフがいて初心者でも楽しめるようになっています。サホロサマーシーズンで体験できるのは、空中ブランコ・マウンテンバイク・トレッキング・ゴルフ・アーチェリー・テニスなどです。ゴルフだけできればいいかなあと思っていましたが、これらにいろいろ参加しようとすると、結構毎日忙しかったです(笑)。
 
 そしてクラブメッドで楽しめるか楽しめないか重要なポイントになるのがGOと呼ばれるホテルスタッフ達との相性です。まず、ふつうのホテルスタッフとは全然雰囲気が違います。なんて言うか、「大学サークルのお友達」のノリなんです。そこがクラブメッドのウリらしいのですが、よく言えばフレンドリー、悪く言えばゆるい。一人称が「おれ」のGOもいて正直、最初は引きます。私達もこのGO達の雰囲気に、最初は困惑(?)しましたが、2・3日したら慣れて受入れられるようになりました(笑)。彼らは国籍も様々、南アフリカ、インドネシア、台湾、オーストラリア、韓国、フィリピンなど。英語も日本語も怪しい人もいますし、シンガポールから来たゲストは日本人GOの英語が分からなくて困ったりする場面もありました(笑)。極めつけは、食事のテーブルを他のゲストやGOと相席にされるルールがあり、3度の食事の度に「こんにちは。どこから来たの?」で始まる会話をしなければならないことです。話題に困らなければいいですが、この決まり、日本人ゲストには正直合わないんじゃないかと・・・・・。
 ただ、GO達は子供に対してもすごくフレンドリーに話しかけてくれるので、子供達には好評のようでした。まあ、子連れに優しいホテルという意味ではオススメです。次で紹介する豪華な食事とこの値段を考えると★は一応★★★★(GOとの相性が悪い人には★★かも!?)。

2008年9月7日日曜日

タンザニア サファリ ンゴロンゴロ 


タンザニアでサファリと言えば、ンゴロンゴロかセレンゲティ。ンゴロンゴロは大昔にできたクレーターですり鉢状になっています。その中にたくさんの動物達がいて、セレンゲティに比べ面積が狭いため必然的にたくさんの動物を効率良く見ることができます。私達もサファリの「ビッグ ファイブ」と言われるゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バッファローのうち、サイ以外のすべてを見ることができました。

 写真上) チーターが獲物を捕らえてくわえているところ。写真下) ンゴロンゴロの縁から見たところ。




写真左上から、ダチョウ、バッファロー、ハイエナ、ヌー。
ハイエナはその獰猛なイメージからは想像が出来ないくらいとぼけた顔をしていて意外。でも、穴のまわりには動物の骨がいっぱい。
ヌーはまるで仙人?おじいちゃん?っていうあごひげ顔。何十頭もの群れで行動してるので、まさに「おじいちゃんの集団」。しかーし、においで水のありかを知ることができ、シマウマには頼りにされているらしい。これこそ「おじいちゃんの知恵」?(笑)。

 私達がサファリに持ってきたのは、何年も前に買った200万画素のコンパクトデジタルカメラ(汗)。それに比べて欧米人観光客のカメラといったら。。。「チーターがハンティングしてる!」と情報が入ればサファリカーで駆けつけてきて、大砲?みたいな望遠レンズつきのカメラを構える。しかも、何台ものサファリカーが公園中から集まってきて、みんなが大砲を構えるものだから、私達のコンパクトデジカメなんて「は?何そのカメラ?」って思われそうで出せません(笑)。ということで、動物を見ることに興味はあっても、その写真を撮ることに全く興味がなかったので、申し訳程度の写真しかありません。
You Tubeにこんな映像がありました。実際に私達が見たハンティングもこんな感じでした。

2008年8月30日土曜日

Serengeti Serena Safari Lodge(セレンゲティ セレナ サファリ ロッジ)



 サファリ2つ目のホテルはこちら、Serengeti Serena Safari Lodge(セレンゲティ セレナ ロッジ)。ンゴロンゴロで泊まったホテルと同じ系列です。こちらは広いセレンゲティの草原に建つ、全室コテージのホテルでした。このハーシーズのキスチョコみたいなコテージ1つに付き2室が入っています。このユニークな形は初めて!

 ホテルの敷地は特に柵などで囲ってあるわけではなく、草原との境目は良く分かりません。虫対策か動物対策でホテル周囲が焼かれていました。


 部屋は下の写真のようなアフリカンなインテリアです。まあ、センスがどうとかオシャレとかではないですが、サファリ気分でOKとしましょう。ンゴロンゴロ同様に清潔で問題なしです。


 こちらにはプールもありました。朝から晩までサファリに出かけるのでプールでまったりする時間はありませんでしたが、こうやって写真でみるとなかなかきれいです。こんな乾いた土地でプールなんて本当に贅沢ですね。

 フロントのある棟にはレストランとバー、ちょっとしたお土産物屋さんがあります。夕方、サファリから帰ってくるとディナーまで宿泊客はバーでのんびりします。私達も一杯。ちなみに現地のビール1本3000TSH≒300円くらいでした。あと、「アフリカフェ(ダジャレ?)」という名前の現地のインスタントコーヒーが飲み放題だったのですが、これはいけてなかった・・・。このバーはテラス部分もあって夕暮れ時はなんともいい感じの雰囲気でした。

2008年5月9日金曜日

Ngorongro Serena Safari Lodge(ンゴロンゴロ セレナ サファリ ロッジ)

 


 2004年6月から7月にかけて新婚旅行でタンザニアに行ってきました。 タンザニアには何をしに行ったかというと、もちろんサファリ!ドバイ経由でケニアのナイロビに入り、そこから陸路でタンザニアに入国しました。サファリというとケニアのマサイマラ国立公園に行くツアーが多いですが、夫の強い希望により我が家はタンザニアへ。『冒険投資家 ジム・ロジャース 世界大発見』という本の中で、ほんとのサファリに行きたいならタンザニアがいいと書かれていたからのようです。


 で、まず私たちが泊まったのはこの「ンゴロンゴロセレナロッジ」 ここではすり鉢状のクレーターの淵にそっていくつかのロッジが建っています。セレナロッジはおそらく中級といったところでしょうか?ンゴロンゴロ・クレーター・ロッジというのが5スターの最高級らしいです。
 部屋からはクレーター内を見下ろすことができ、朝もやがかかったアフリカの景色はナイスビューです。朝晩はかなり気温がさがり、冷え込みます。シャワーは温水も出るし、部屋の中はアジアの中級ホテルと比べてもよっぽど清潔です。ほとんどが欧米人客だからでしょうか。
 朝はビュッフェスタイルの食事で、卵やベーコン、トーストといった一般的な料理に加えて、いくつか現地の料理らしきものもありました。名前などスタッフに聞くも、スワヒリ語名なので当然覚えられず。何かの粉を溶いたようなおかゆっぽいもの(イギリスのポリッジみたいな)を試してみましたが、残念ながら私たちの口には合いませんでした。
 夜は写真下左のレストランでコースディナーです。なかなか雰囲気がよくて、凝った料理ではないけどおいしかったです
 ここでは夕方から毎日ラウンジでマサイ族の歌とダンスがあります。サファリから帰ってきたゲストたちが続々と集まって、飲み物を飲みながらリラックスします。クレーターに日が沈んでいくのを眺めながらのこの時間はサファリで一番ゆっくりできた時間でした。
 料金はホテルHPによると私たちが行ったハイシーズンで500ドルくらい。朝、晩と昼のランチボックスの3食付ですからこんなものでしょか?

2008年3月22日土曜日

Maya Ubud Resort & Spa (マヤ ウブド リゾート&スパ)

 2006年7月に行ったバリのホテルです。普段は南の島にまったく興味がない私たちですが、なぜかこのときは・・・?

 ビーチに興味がないならUBUDに泊まるのがオススメと友達から聞いたので、このホテルにしてみました。UBUDは友達の言うとおり、緑が濃くってマイナスイオンがたくさんの癒しのエリアでした。


 ホテルはUBUD東部、プタヌ川の渓谷に沿って建てられています。 建物は開放感いっぱいのバリ風?広い敷地に低層のメインビルディングとヴィラ、プールが点在しています。濃い緑に囲まれてほんとに素敵なところ。





 ↑ (左)ホテルエントランス。 夜に到着したのでまさにこんな風にライトアップされて幻想的でした。(右)渓谷に面したプール。


 泊まったのはエントランスに向かって左側の棟、スタンダードツイン(写真下)。それでも43平米で小さなバルコニー付きの広々したお部屋です。HPによると私たちの泊まったWest WingはUBUDならではの棚田ビュー、East Wingはプタヌ川ビューとのこと。でも、私たちの部屋(203)からは棚田は見えませんでした。(笑) Room Rateは約200USDくらいなのでこの広さとサービスなら満足です。2日目には何も言ってないのに、夫のバースデーケーキとバラの花束をプレゼントしてくれました。しかもそのタイミングがすばらしい!街を散策してホテルの部屋に帰ってきたちょうどその時、部屋のベルが鳴らされてドアを開けると花火がささったケーキと花束が!サプライズ上手!ふたりでお祝いをして、バラの花束は(持って帰れないので)花びらを摘んでフラワーバスにして2倍楽しみました!ありがとう!




 ホテルではヨガ・ピラティス・ネイチャーウォークなどの無料アクティビティーが毎日朝と午後の2回用意されています。私たちは毎朝、朝食の前に参加してとってもリフレッシュできました!エクササイズは木々に囲まれたオープンエアーの静かな場所で30分から1時間くらい行われます。特にMEDITATIONは最高!でした。森林浴に加えて鳥のさえずりのなかで静かに目を閉じるとほんとに癒されます。


 ネイチャーウォークではみんなでホテル近くの棚田を散歩します。(写真下)途中、田植えをする人たちに挨拶をしたり、いろんな植物の紹介をしてもらったり。



 また、毎日4時から5時の間、アフタヌーンティーが用意されるのもGOOD! ここでアフタヌーンティーをして、また街に出てご飯を食べて、夜はバーで1杯。毎日こんな調子であっという間に休暇が過ぎていきました。


 さて、到着した日、ホテルのレストラン(Maya Sari Mas)で晩御飯を食べてみましたが、いまいちでした。間違いないだろうということで、ミーゴレンとナシゴレンを食べたのですが・・・・特にミーゴレンはインスタント焼きそばの麺でした。(笑)『一平ちゃん』と命名します。でも、朝食は普通のアメリカンブレックファーストなので大丈夫です。


 総合評価としては★5つです。スタッフもフレンドリーでアクティビティーも充実、お部屋も広くて、しかも1泊200ドル。文句なしでした。

2008年2月24日日曜日

アルツ磐梯 磐梯山温泉ホテル


 福島県にある磐梯山にスキーに行ってきました。といっても、スキーをしたのは夫だけで私はホテルでゆっくり本を読んだり、温泉に入ったり。
 トラベルコちゃんというサイトから、出発1ヶ月以内の格安パックで申し込んで、一人なんと2万円!新幹線代、朝晩2食、2日分のリフト代も込みです。たまたま雑誌の『親子でスキー特集』を見て気になっていたホテルだったので、今後の下見も兼ねて行ってみました。
 
 泊まったのは「磐梯山温泉ホテル」で星野リゾートの経営です。昨年の夏に全室リニューアルされたという客室は、スキー場の温泉ホテルというイメージから考えると予想に反してなかなかおしゃれです。猪苗代湖側と磐梯山側でメインカラーが異なります。私は暖色系の磐梯山側を選択。グレー、ピンク、パープルでまとめられた部屋はとっても好み。猪苗代湖側はブルー系です。夏に泊まるならこちらでもいいかも。磐梯山とスキー場に面した窓辺には大き目のカウチが置いてあり、窓の景色を眺めながら本を読んだり、お茶を飲んだりするのにぴったりでした。


 チェックイン時に禁煙ルームをリクエストするのを忘れて、喫煙ルームだったので最初はとっても臭かったです。泣 禁煙ルームの空きもなく、仕方なくその部屋に泊まりました。でも、部屋の加湿器にちょっとだけ自分の香水をいれて使うとあっという間に好みの香りになって快適に過ごせました。キャンドルだと火を使うので心配だけど、この方法だと加湿と芳香の一石二鳥でオススメです。加湿器ならどこのホテルにもあるしね。

 朝晩の食事はバイキング形式です。夜は他にもグリル料理と会津郷土料理が選べます。食事はこの値段のホテルですから期待してなかったのですが、予想通りでした。全体的に出来合いのパック食や冷凍食品を温めて出している感じで、「合宿所のご飯」でした。唯一、甘エビのお刺身と釜で炊いたご飯が美味しかったです。 アルツ磐梯オリジナルビールの「ポーター」はなかなかです(by夫)。

 さて、スキー場はなかなか充実した設備で、コースの数も多く、子供を対象にしたアクティビティーが豊富、しかも安く、ファミリー客にはオススメです。夫はずっと一人ですべるのもつまらないので、レベル別のスキーレッスンに参加しましたが、インストラクターの教え方が良くてとっても満足だったようです。

 私もゴンドラに乗って頂上から猪苗代湖を眺めてきました。九州育ちにはこのくらいで「十分雪山を楽しんだぞ!」って感じです。

 家族で楽しめるという観点からは安くて設備も充実していて二重丸ではないでしょうか。実際家族連れが多くて、多少子供が騒いでも気兼ねしなくてすみそうです。子供をスキーレッスンに入れて、お母さんはマッサージとかロビーのカフェでゆっくりってこともできます。客室もファミリー用にメゾネットタイプなどもあるようですし、これから子連れ旅行になる我が家にはいいホテルでした。

2008年2月17日日曜日

Ruijin Guest House 瑞金賓館 



 クラシックホテル好きには選りどりみどりの街、上海。過去2回の上海の旅で泊まったのがこの「瑞金賓館」です。2回ともホテル予約サイトを使って予約しました。客室が少ないからか、ツアーでは使われないホテルのようです。スタンダードルームで1泊13000円くらいととってもお手ごろです。

 蒋介石夫人の宋美齢やレスリー・チャンが泊まったとか、有名人ネタのたくさんある素敵なホテルです。ホテルの歴史はいろんなサイトに詳しく書いてあるので省略しますが、とにかくオールド上海好きにはオススメ!



 私たちが泊まったのは1号館と2号館をつなぐ渡り廊下に面した部屋。上の写真のようなインテリアで、まず部屋の広さに驚きます。
だだっ広い部屋に黒光りしたベット、鏡台、クローゼットが置いてあり、天井もとっても高~い。シティーホテルのスタンダードルームではありえない広さです。いかにもカビのにおいがしそうな(笑)古いインテリアですが、これぞオールド上海!気分を味わえます。
 部屋のインテリアに反してバスルームはモダンに改装されていて、これはこれで使いやすくてGoodです。水周りが汚いホテルっていやですもんねえ。

 部屋のインテリアはそれぞれ異なるようで上の写真のようなプリンセス(?)ルームもあるみたいです。すっごく重くて開くのに時間がかかりますが、ホテルHPからチェックしてみてください。↓

http://www.ruijinhotelsh.com/

 ホテルのスタッフは総じて感じがよく、英語も問題なく通じます。サービスがこなれてるとかプロフェッショナルとかではないけど、若いスタッフばかりでほほえましい感じです。
 
 ただ残念なことに朝食がおいしくない。でも、ホテル近くに朝8時からオープンしている「Vienna Cafe」というヨーロッパ風のカフェがあるのでそこで朝食をとると気分よく1日が始められるでしょう。ホテルからカフェまでの並木道も素敵ですよ。↓
http://viennashanghai.com/

 ホテルの敷地はとても広くて、数棟の古い建物が芝生の庭園に点在しています。その中の4号館は全体がアジアンテイストに改装されておしゃれなレストラン、バーが入っています。タイ料理のレストランもおいしくて有名らしいですが、このホテルに泊まったなら是非行ってほしいのが1階の「Face Bar」です。中国家具やオリエンタルな赤いランプなどでおしゃれなバーに仕上がっています。人気のバーらしく宿泊客以外にも欧米人を中心ににぎわっていました。↓

http://www.facebars.com/sh/facebar.htm

2008年2月3日日曜日

Mina A' Salam @Madinat Jumeirah(ミナ・アッサラーム@メディナ ジュメイラ)


 ドバイといえばこの建物(下)のBurj Al Arab Hotelと同じ、王族経営で有名なJumeirahグループのMina A' Salam です。このホテルはMadinat Jumeirahという複合施設のなかのホテルです。Madinat Jumeirahは施設全体が運河で繋がれた街のように作られていて、エリア内のスークやスパ、レストラン、ホテルなどを水上タクシーー(アブラ)で移動できます。
 が、私たちが泊まったのは2004年の夏で、このホテル以外の施設は建設中でした。。。。残念。


 さて、Burj Al Arabはそのときすでに話題のホテルでしたが、インテリアがいかにも成金?って感じで全然私たちの好みでなく、いろいろ当時のホテルを調べてこの伝統的なアラビア建築が素敵なMina A' Salam にしました。
 
 空港へはリムジンで迎えに来てくれて、たくさんの街灯に照らされた高速道路を通っていく様子は、まるで宇宙ステーションのようでした。(by 夫)飛行機から見たドバイの夜景は砂漠のなかの光り輝く人工都市で、アフリカからドバイに来た私たちには別世界でした。
(ちなみに、私は成田から都内に向かう空港リムジンバスから見る入り組んだ東京の高速道路や新宿などの夜景が結構好き。)


 アラブの伝統様式をメインに全体がクラシックでアンティーク調にまとめてあり、とても上品なインテリアでした。ホテルで出会ったイギリス人宿泊客によると、インテリアデザインはドイツ人女性デザイナーとか。このイギリス人女性はファッッション関係の仕事でよくドバイにくるとのことで、最近はここのインテリアが気に入っていつもこのMina A' Salam に泊まると言っていました。となりのBurj Al Arabは趣味が悪いってことで私たちとも意見が一致。(笑)


部屋は全室オーシャンビューで私たちの泊まった部屋からもビーチとBurj Al Arabがよく見えました。当時私たちが泊まった部屋は1泊約5万円でしたが、シーズンによっては3万円くらいから泊まれるようです。
今回ブログに掲載するにあたって、ホテルに写真を送ってもらいましたが、今見ると部屋のインテリアはすでに少し古く感じます。部屋以外のホテル全体のインテリアは相変わらず素敵だと思いますが、この私たちが泊まった部屋の青・赤・黄色のベット周りはちょっと。。。。
でも、ランプやいかにもアラブっぽい壁の切り取り方など、アラブらしさは十分味わえますし、なんかすごく開放感があってリゾートホテルとして漂う雰囲気が素敵でした!私たちは「お金をだしてくつろぎを買う」という実感をここで初めて味わった気がします。アフリカでのサファリで疲れた体を休めるのには最高でした。



 朝食はAl Muna(下)というダイニングで。朝からステーキ(!)を焼いてくれるコーナーがあったり、今まで泊まったホテルで一番のゴージャス・ブレックファースト。笑 毎朝、この朝食が楽しみでした。


 昼間はホテル前のビーチでゆっくりしたり、隣のBurj Al Arabに行って趣味の悪さを冷やかしたり(笑) 特に観光するところがないドバイにおいてはホテル内でゆっくりするのが正解かなあと思います。
 唯一ホテル外で楽しかったのが、同じJumeirahグループの経営するプール、Wild Wadiでした!泳げない人でも、大人でも、ここのアトラクションは絶対楽しめます!夫とふたり、大の大人が半日へとへとになるまで、日焼けも忘れて遊びましたから。


 毎朝、目覚めてホテルのバルコニーから眺めるエメラルドグリーンの海は心身ともに本当にリフレッシュさせてくれました。
 この爽快感と太っ腹なアラブの王様に★★★★★!価格以上の満足感です。