2008年1月26日土曜日

The Arusha Hotel (アルーシャ ホテル)

 
 
 2004年6月~7月にかけてアフリカサファリ旅行で泊まったホテルです。 コロニアルな素敵なホテルでした。

 知らずに泊まりましたが、東アフリカではもっとも古くて、アルーシャで唯一の5つ星ホテルらしい。1962年に映画『ハタリ』が撮影されたとき、主演のジョンウェインが毎日利用してたそうです。知らなかった、、、、。どうりでアフリカのホテル、しかもこんなリゾート地でもなんでもない小さな町のホテルにしては上品、洗練されてると思いました。夕方から翌日朝までの短い滞在だったのが残念です。

 ケニアのナイロビから陸路でナマンガという国境の町を経由して、タンザニアに入りました。タンザニアの国境近くの町、アルーシャにあるホテルです。ここで1泊して翌日は1日かけてセレンゲティ国立公園まで移動です。アルーシャはサファリの拠点になる町で観光客も多いらしいですが、町は想像どおりのアフリカの町です。ガイドなしで町に出ることは絶対できない雰囲気でした。(少なくともアフリカ初体験の私たち夫婦にとっては無理でした。)

 ホテルの入り口にはゲートがあり、銃を持ったセキュリティーが立っています。ロビーは重厚なインテリアで歴史を感じます。私たちの部屋は別棟にあり、ホテルの外の乾いた町からは想像できない緑豊かな中庭を抜けていきます。

 部屋は広々していて、ベットは天蓋つき。(これはインテリアというより、季節によっては本当に虫除けとして使うのかもしれないですね。)ハネムーンということで、ベットにはバラの花、バスルームにも花びらが敷かれていて驚きました!アフリカでこんなサービスをしてもらえるとは思ってもいませんでした。

 食事はレストランのテラスで。残念ながら何を食べたか覚えてないのですが、ストーブがたかれ雰囲気のよいレストランだったことは覚えています。ホテルのスタッフはきれいな英語を話し、とても上品です。気軽に話しかけてくれ、それがとても自然で居心地が良かったです。サファリ客なのか住民なのか分かりませんが、私たち以外は欧米人客がぱらぱらといました。

 中庭にはプールもあります。



 アルーシャはタンザニアでは主要都市らしいですが、私たちが見た通りには小さな商店が並んでいるくらい。


 (右下)映画館です。


 街の市場でカンガス(アフリカの伝統的な布、一枚1ドル~3ドル)と紅茶(袋いっぱいで1ドル)を買いました。
アジアや中東と違って全然、ふっかけられたりしませんでした。
 ところが、観光客向けのお土産屋では木彫りが一個50ドルしました。「日本の雑貨屋より高いね」と交渉すると「アメリカ人観光客は
この値段でも買うから下げる必要がないんだ」と切り返されました(笑)。


2008年1月20日日曜日

モロッコ アトラス山脈~ザゴラ砂漠


 夫が急に砂漠を見に行くと言い出し、急遽、現地で砂漠1泊ツアーを申し込みました。旅行会社のお姉さんによると、ホテルか砂漠のテントか選べるが、オススメはテントとのこと。トイレもシャワーもあるというので「まあいいか。」としぶしぶテント泊にしました。

 翌日、ドライバーはベンツのRV車(4WD?)に乗って現れました。現地の旅行会社というのも心配だし、アトラス山脈越えは事故も多いと聞くので、かなり心配してましたが、ドライバーの運転も車も問題なく一安心。山肌に沿って細くのびるくねくね道、ガードレールはなく、代わりに所々白いペンキをかけた石が積んでありました。すごく細い道なのに、時々バスとすれ違ったりしてスリル満点。
 途中、ワルザザードのホテルでランチをとり、また出発。ワルザザードでは映画の撮影所もありました。(下写真、真ん中左。)





 
 ベルベルの集落(下)なんかも見ながらどんどん進んで。。。


 日没前に砂漠への入り口の村へ到着。ここからはラクダに乗ってキャンプサイトまで。到着まで2時間!!てっきり10分程度のちょっとした体験アトラクションだろうと思っていたので、かなりビックリ!車で最後まで送ってもらうことも出来るらしいけど、せっかくなのでラクダで。砂よけにターバン?みたいに布を巻いてもらって、ベルベルの男の子にラクダを引いてもらって出発します。男の子達は歩きなので、進みが遅い遅い。気が遠~くなりながら進みます。



 日没の砂漠はサーモンピンクからパープルへとグラデーション!360度ピンク!聞こえてくるのはラクダの足音だけ。
見たことのない美しい光景でした。写真はありませんが、朝焼けの砂漠もまた美しかった!これを見るためだけでも砂漠ツアーに是非参加されることをオススメします。私は生涯忘れられない光景になりました。
 さて、問題のテントですが、これがひどかった。。。笑 私はアフリカのサファリのようなテントを予想(期待?)してたんですが、モンゴルのゲルをかな~り質素にした感じのものでした。骨組みにぼろい毛布を巻いただけ。スペインから来た10人くらいの団体はとなりのメインテントに宿泊していて、そちらはもっとエスニックな布なんかで飾ってあるし、ダイニングスペースとベットスペースが分けてあったりして豪華!どうやら気を使って二人きりのテントにしてくれたらしいけど、あっちの豪華テントがいい~!と文句たらたらでした。ご飯はベルベルのおじさんが作ってくれ、テントの中で食べました。あたたかいハリラとタジン。ご飯は残念ながらまずい。笑 
 ご飯のあとはメインテントでキャンプファイヤー!ベルベルのキャンプスタッフがみんなで民族音楽を演奏してくれてとっても楽しかった。ベルベルの男の子達もおじさんたちも素朴でいい感じの人たちでした。

 帰りにはアイトベンハットゥに寄りました。今はわずかな人たちだけが住む村ですが、村全体が城のような見事な世界遺産でした。
映画のロケ地になるのも納得です。

 たった1泊2日ですが、別世界をかなり満喫できました。モロッコに来たらぜひ砂漠ツアー参加してみてください。

2008年1月16日水曜日

モロッコ エッサウィラ



 マラケシュから車で1時間くらいの大西洋に面した海辺の街、エッサウィラ。街全体がブルー&ホワイトで統一されていてなかなかかわいい世界遺産の街でした。街自体はとても小さくて半日観光で十分です。これといってすることもないので、街をぶらぶらして写真を撮ったり、シーフードを食べたりして過ごしました。




 街の入り口には漁港があり、猟師さんたちが水揚げする様子が見れます。漁港の横ではシーフードが食べられる屋台が並んでいて、店先で好きな魚をえらんで焼いたり、ゆでたりしてもらっていただきます。調理はいたってシンプル!私達はいわしとえび、鯛(らしきもの)を選んで、魚は炭火焼き、えびはゆでてもらいました。それに塩とレモンとオリーブオイルをかけて。一緒に出されるモロッコパンと食べると美味しかった!このシーフード屋台、いかにも観光客目当ての店って感じのところがずらーっと並んでいるので、食べるまでは心配でしたけど、値段も安いし、お兄さん(おじさんも)たちも感じがよくて文句なしでした。




 
 ↓街の中は絵になる場所がたくさんあります。ちょっとした路地もステキ。


 ↓カフェオレとあまーいミントティー。


 
 ↓つり具屋さんとお菓子やさん。つり具屋さんのカラフルな店先、
  お菓子屋さんのフランスっぽいグレーとホワイトの店先、どちらもかわいい。


 ↓エッサウィラカラーのドア、★マークがアラブっぽいポスト。


 特にこれといってすることはない街なので、マラケシュの喧騒に疲れてのんびりしたかったら来るといいかも。
新市街の旅行会社で車&ドライバーをチャーターしましたが、そんなに高くなかったと思います。

2008年1月13日日曜日

モロッコ おみやげ編


私達のモロッコ旅行の目的の一つはモロッコ雑貨!
 2004年当時、日本の雑貨屋さんでちらほら見かけるようになったモロッコ雑貨。安く買ってくることができました。
写真の雑貨全部で1万円強だったと記憶しています。買ったのはほとんどマラケシュのスークです。モロッコ商人との駆け引きは時間がかかって大変ですが、結構おもしろい!1コ1コ買うと値切りにくいので、わざと価格の違ういろんなものをまとめて交渉し、算数で負けないように上手に値切る。ここがポイントでした。でも、最後に子供に商品を包ませて、「この子におこづかいあげてね★」とか言って小銭を稼ぐあたり、さすがモロッコ商人でした。笑


 (左)オレンジの木でできたスプーン。上のひしゃくみたいなスプーンが一般的らしい。とっても飲みにくい。。。
 (右)フランスのマルシェでおなじみカゴバック。言い値で1000円くらい。

 (左)細かい細工がきれいなランプ。キャンドルを中に立てて使います。
(右)リヤドのキッチンで一目ぼれした星型ランプ。

 (左)モロッコ土産定番のバブーシュ。モロッコに興味をもったきっかけはこれ。
 (右)パステルカラーとシルバーの縁取りがかわいい素焼きの食器。
    食べ物に使えないので、フルーツや小物入れとして利用。


 (左)こちらもモロッコ定番柄の食器。カフェやりヤドなどでよく見かけます。
  (右)同じくリヤドの朝ごはんで絞りたてオレンジジュースが注がれていたコップ。
    日本にはない形だけどこれも定番らしい。


 (左)日本の雑貨屋さんでもよく見かけるいかにもアラビアンなデザインのコップ。
    1個300円くらいだったような。。。
  (右)うちではこんな感じで使ってます。