2007年9月23日日曜日

Trident Hilton Agra(ヒルトンアグラ) 



 あえて書くこともないホテルだけど、一応。タージマハルまで徒歩数分で行ける距離にあって、6エーカーの中庭があるらしかったけど、全然気がつかなかった。中庭ってこの写真のこと?いたって普通の庶民的ヒルトン。部屋もバスルームも清潔で、スタッフもきれいな英語を話し、全然インドっぽさはなし。ダンボール箱とガムテープが欲しいというかっこ悪いリクエストも快くすぐに応えてくれてさすが。インドに疲れてきてた最終日、安心して気持ちよく泊まれました。
 
 ここで良かった点がもう一つ。すぐ隣(徒歩3分)に大きめのショッピングモールがあり、地下にイトーヨーカドー(?)みたいなスーパーマーケットが入ってます。値段交渉のわずらわしさなく大量のお土産が買えて、すぐホテルに持ち帰れるし便利、便利。旦那はCDショップでインドの最新ヒットCDを、私はインド版キムタク(?)みたいな俳優が出てるドラマDVDを買ってみました。どっちも微妙~で1回しか聞いて(見て)ない。恋愛ドラマはちょっと恥ずかしくなるくさーい台詞がいっぱい。でも、インド人女優さんは驚くほどきれいなので、その意味で楽しめました。

2007年9月18日火曜日

インド アグラ タージマハル



 タージ・マハルについてなんてわざわざブログに書くこともないかなと思ったけど、旅日記のつもりで書いているブログなので一応、載せておこうかな。正直、私達はタージマハルには全く興味が無くて、旅行計画から外してもいいかな?くらいでした。実際見たタージマハルは果たして確かに大きくて白大理石がきれいな建築物でした。でも、感動はやっぱり薄かった(泣)あまりにもきれいに整いすぎていて、なんかお妃を偲ぶ建物としては”まぶしすぎる”と感じました。いろいろな逸話がある、インド一の見所ですから、一度は見ておく価値はあるでしょう。

 タージマハルでは他の史跡と比べて、インドがどれだけこの世界遺産を大切にしているかが分かります。タージマハル周辺は一般の車は排ガス規制のため乗り入れ禁止、電気バスに乗り換えて近くまで移動します。そのせいか、幾分空気がきれいな気がしました。また、建物に入る前には、靴を脱ぐか、靴の上から紙のカバーを履くように指示されます。どちらもタージマハルの白さを保つためです。まるで裕福な奥様がせっせと美白に励んでいるみたいな感じです。入場料を取っておきながら、まったく手入れされず、こうもりが住んでいる他の史跡と大違い。

 暑い時期だったので、たくさんの見物客が建物の影に座って、横を流れる川を見ながら涼んでました。私達も混ざってかすかに吹いてくる風をあびてしばし休憩。世界遺産でこんなにくつろいじゃって贅沢。
 さて、周りのインド人観光客の様子を観察していると。。。
外国人観光客を囲んであちこちで写真撮影大会?まるで友達や恋人同士みたいに観光客の肩を抱いたりして、代わる代わる写真撮影!右下の写真の女性は、始めはにこやかに撮影に応じていたものの、やけに密着してくるインド人(男)たちを気持ち悪がって最後には嫌そうに逃げてました。(笑)

 

 ↓あからさまにこちらの写真を撮るぶしつけな人たちがいたので、お返しに私も撮影(笑)  こちらが気づかないようにもっと自然に出来ないのかなあ? 

2007年9月17日月曜日

インド ジャイプール 観光②


ジャイプール観光の目玉(?)のアンベール城。16世紀、アンベールの首都だったところにあります。この城が建っている山には他に歴代マハラジャが建てたお城が他にも二つ。中でも有名なのがこのアンベール城です。1番目の写真はガネーシャ門。”ガネーシャ”=像の神様の絵が描かれ、淡い黄色や緑のパステルカラーがきれいな門です。


 下の写真の鏡の間は壁の彫刻・モザイクがすばらしく、電気のなかったこのころ、ろうそくをともした反射した光で部屋が明るくなるように鏡が壁面に張り巡らされていたそう。

また、この大理石の柱の彫刻にはさそり・蝶・コブラの姿が隠されています。ガイドは他にも白鳥(どれ?)とかいろいろ言ってましたが、
そう見えるには無理があるものもありました。(笑)


 城へはアンベール城名物、象のタクシーで向かいます。象使いが時々先の尖った鋭利な杖で象の体をたたく(刺す?)ので
見ているこちらはかわいそうになります。象のタクシーで坂を上っていく途中、激しい物売り攻撃を受けます。こちらはゆっくりゆっくりすすむ象の背中に乗っているので、物売りには好都合なのでしょう、何処までもついて来ては、各国の言葉で声をかけてきます。時には売り物をこちらに向かって放り投げてくるので、仕方なくキャッチしたりもしました。もちろん投げ返しましたけど。いろんな国の観光客が連なって登って行くので、他の国の人たちの物売りとのやり取りを見るのも面白かったです。



 

2007年9月12日水曜日

インド 番外編①

 インドで新鮮な空気を吸いたくなったら、アグラとジャイプール途中、Bharatpur という町のKeoladeo Ghana National Parkがオススメ。バードサンクチュアリとして有名な国立公園で、たくさんの野生の鳥が観察できます。
 ベストシーズンは11月から3月の冬。私達はインドを旅行して1週間、騒々しい町や古い城塞見学に飽きてきた頃だったので、夏真っ盛りの7月ですが、気分転換に立ち寄ってみることに。入り口で外国人用の入場料を払い(結構高い!)、係員の「コブラがいて危険だから、ガイドを雇った方がいい。ガイド無しでは1羽も鳥が見れないよ。」とのセールストークをあしらい、自転車を借ります。1時間でRs50。この自転車がかろうじてまっすぐ走ってくれる程度のぼっろぼろで一瞬心配になるけど、ブレーキが効くことを確かめて、いざ出発!1時間では公園の10分の1もまわれません。とりあえず地図上の大きな道をまっすぐ進んでいくとあっという間に鳥やサル、リスと遭。たまに欧米人観光客やリクシャーに乗ったインド人家族ともすれ違う。公園内にはロッジもあり、意外と有名観光地なんだと思う。澄んだ空気がインドにいることを忘れさせてくれ、すっかりリフレッシュできました。
 でも、やっぱりここはインド、10分走ったところで自転車のタイヤの空気が抜け始め、苦しいサイクリングに。最後まで乗ることは出来ましたが、返却時に係りのおじさんとひと悶着。ちゃんと仕事してよね!
http://www.kolkatabirds.com/bharatpur.htm

2007年9月9日日曜日

インド ジャイプール 観光①


 ラジャスターン州の州都、ジャイプール。別名「ピンクシティー」。城壁に囲まれた旧市街は赤茶色の建物で統一されています。FIGAROやVOGUEによると「ショッピングするならこの街!」らしい。特に宝石が有名でインドでは一番安く買えるとか。デザインもほかのインド工芸同様にカラフルで凝ったものが多い。また、インドらしいお土産を売る店が所狭しと道の両側に並んでいて、見て歩くだけでも楽しい。一時、インド雑貨は日本で流行ったけど、その頃に見たものよりラジャスターンのものはとにかくカラフル!インド雑貨に飽きた人もラジャスタンのピンクが効いた雑貨は欲しくなると思う。時間がなくて全然お買い物できなくて心残り。カラフルつながりで、ジャイマハール・パレス・ホテル内の「Cinnamon」はかわいいカフェでお茶したい人にオススメ。
 さらにインドの伝統的なお菓子を食べるならLMBホテル1Fの「LMB」がオススメです。系列レストランの入り口にあるお菓子屋さんでかわいいお菓子がたくさん並んでました。レストランは味と衛生面では問題ないけど、インテリアはレインボー?って感じで全然かわいくありません。

 
 さて、観光スポットはたくさんあって一日では全部見れない。風の宮殿、ジャンタル・マンタル(天文台)、シティ・パレス、アンベール城、ジャイガール要塞など。一番有名な風の宮殿は小さな窓がびっしり並んだ扇のような、要は壁のような平たい建物。中にも入れるけど、主に表からその彫刻の素晴らしさを見るという感じ。昔、宮廷に仕える女性達がここから市中の様子を見下ろしていたとのこと。

 ピンクに白の縁取りがかわいらしいシティー・パレスには今もマハラジャファミリーが住んでいます。一部が公開されていて、博物館ではマハラジャの使っていた武器や装飾品が展示されています。謁見の間にはギネスブックに登録されている大きな銀の壷があり、衛兵が見張っています。マハラジャがイギリスに行った際、沐浴用にわざわざガンジス川の水を入れて運ぶ為に使ったらしい。そこまでして?って感心します。写真の4つの門はそれぞれ描かれている神様とデザインが異なり、見比べてみると楽しいかも。


2007年9月8日土曜日

Samode Bagh(サモード・バーグ)

サモードホテルズ3つ目は大きな庭園の中のテントに宿泊する「Samode Bagh」。私たちはHorse Ridingをするために訪れました。ここでは宿泊客はエアコン付のテントに泊まって、キャンプを楽しみながら、サファリをしたりスポーツをしたりして過ごすらしい。場所はサモード・パレスから車で10分くらいのところにあります。現在、サモードファミリーはここの敷地内の建物に暮らしているそう。レセプションなどがあるメインの建物は、例のごとくオフシーズンのためリノベーション中。宿泊客はこの日、ゼロ。(真夏のインドでキャンプをしたい人はいないよね~。) テントにはベッドやシャワーもあり、テント張りでなければ普通のホテルと変わりません。各テントの前にはイスとテーブルが置いてあり、くつろげそうです。ラジャスターンらしい黄色いテントはおしゃれでした。ただ、ホテルとしてきちんと機能しているのかは非常に疑問。 ほとんど開店休業状態の様子でしたから。












2007年9月5日水曜日

Samode Palace(サモード・パレス)


Samode Hotels3つの宮殿ホテルのうちの一つ、サモード・パレス。Vogue Nipponインド宮殿ホテル特集で「もっともロマンチックなホテル」と言われれば、見に行くでしょう!私たちはサモード・ハヴェリか、ここか最後まで悩んで、場所が便利なハヴェリに泊まったけど、見てみた~い!ということで行ってみました。場所は確かに不便。ジャイプールの北西45KM、車で1時間弱。ホテルは険しい山の斜面を利用して、小さな村を見下ろすように建っています。黄色に白い縁取りがかわいらしい、ハヴェリよりもエレガントな建物です。見せてもらったのはスタンダードルーム(ホントはスイートとかバンケットルームとかもっと見たかったけど、宿泊客じゃないのであまりにずーずーしいかと遠慮しちゃいました。でも見たかったよ~。)スタンダードでもテラスが全室についてます。テラスから下を見ると写真のプールが。プールの向こうは崖で山肌が近くにせまってます。泳いでいる人がいたので盗撮と間違えられないかびくびくしながら写真をパチリ。フロントでレートを聞くとなかなかのお値段。(円安なのでますます高い。。。)ユーロで価格設定してるところをみると、ヨーロッパのお客さんが多いのかな。ハヴェリでもここでも私たち以外はフランス人客だったし。町から離れてわざわざ来なきゃいけないところはさに「hideaway」とか「secluded」って感じ。































追加! 今朝何気なくテレビを見ていたら、加藤紀子がジャイプールの街を旅する番組がありました(旅サラダ)。そこで紹介されていたのがこのサモード・パレス!番組によるとミックジャガーも泊まったことがあるくらい有名なホテルらしい。私たちが行ったのは真夏のオフシーズンだたため、宿泊客も少なく、ちょっと寂しい感じでしたが、番組の映像を見ると、欧米人の観光客がパティオのカフェにいっぱいいるじゃな~い!長期で宿泊する人が多いそうです。
 紹介されたスイートは1泊約75000円。こんなへんぴなところにあるのに強気です。あと、インディアン・パーティー(?)みたいなことも25名約45万円でやってもらえるらしい。こんどインドに来たら、ここに泊まりたいなあ。でも3日が限界かも。周りには何にもないからねえ。