2010年1月30日土曜日

ニセコ ノーザンリゾート アンヌプリ





1月の最終週に北海道・ニセコへスキーに行ってきました。数年前からオーストラリア人に大人気っていう話は聞いてましたが、日本のスキーリゾートっていまいちお洒落じゃないイメージ(合宿所みたいだったり、ペンション系?だったり)で特に注目はしていませんでした。 でも、スキーに行きたいと夫が言うので調べてみたら、結構お洒落なコンドやホテルがありますね!ってことで今年の冬はニセコに決定。

 しかし、お洒落系コンドは1BRとか2BRとかとにかく広い!大勢で泊まるにはいいけど、大人2人+赤ちゃんにはちょっとねえ・・・。ご飯を食べに雪に埋もれた街へ出かけるのは面倒だし、普通にホテルにしましょうということに。

 ニセコにあるホテルを片っ端から調べて、候補に挙がったのは今回泊まったノーザンリゾート・アンヌプリとヒルトン・ニセコビレッジ。どちらもHPの写真はおしゃれ。値段も同じくらい。アンヌプリは元日航ホテルでヒルトンは元プリンスホテル。ヒルトンもロビーラウンジ(下の写真)の感じとか部屋の感じも悪くなさそう(まあ、ふつう。)だったけど、外資のそんなに高級じゃないチェーンホテルはHPの写真が良くても場所によってははずれのこともある。日航ホテルは沖縄のアリビラでいいイメージがあったことと、日航系は食事で大きくはずれがないってことで安全をとってアンヌプリに。でもこれが正解だったかは微妙でした(笑)

 トップの写真はスタンダードルーム。ま、普通ですね。ベッドが日系ホテルはほんとにひどいですね。自宅のベッドより悪いとほんとに悲しくなります。ジュニアスイートからシモンズのベッドだそうです。バスルームも特筆すべきところがない、「多分前のままなんだろうな」という全体にクリーム色のプラスチック製ユニットバス。JTBのパッケージで申し込んだので覚悟はしてましたが、ちょっとがっかり。「HPの写真もJTBのパンフレットの写真も、良すぎでしょう~。」って感じでした。しかも今確認するとJTBパンフの写真は追加料金の必要なデラックスルームでした。JTBの典型的な罠ににやられました(笑)



 ロビーやラウンジ(上写真)もお洒落な感じだけど、写真のように広くはなく、入った瞬間の感想は「狭っ!」でした。(笑)結局ヒルトンのラウンジでばかりお茶をして、こちらでは一度もお茶をする気になれず・・・・。


 一応、新設された露天風呂があります。でも大浴場共に狭いです。みんなが夕食を終えた、夜、9時ごろにお風呂に行くと10ヶ所くらいしかないシャワーがいっぱいで、順番待ちのうえに早いもの勝ち状態。最初にかかり湯をする桶もないから、湯船にも入れず、シャワーがあくまで裸のまま待つ・・・。そして露天風呂も満員。まあ、予想して時間をずらせばいいんですけどね。

 でも、良いところもありました!食事はやっぱり美味しかった!ディナービュッフェ(エクラ)は北海道ならではのシーフードもたくさんあって、その場で焼いてくれるお肉もおいしいし、3700円はかなりお得。翌日はちょうど子供が眠っていたので、コース料理もいけるかなあと和食(あんのん)のコースにしましたが、こちらは普通です。4500円くらいのコースだったと思うのですが、内容も味も普通なので、ビュッフェのほうがお得です。レストランからの眺めもエクラのほうが良かったです。


 さて、気になってヒルトンにも行ってみました。下の写真はヒルトンのロビーラウンジ。

暖炉を囲むようにソファが置いてあって、空間も広々、適度に人が出入りして小さな子供連れでも気兼ねなくくつろげて、ラウンジは完全にヒルトンの勝ちでした。客室も今考えるとこちらのほうが良かったかも?と思います。インテリアはシンプルで何のテイストもない感じですが、ベッドは間違いなくこちらが良さそうだし。

 でも、食事はアンヌプリの勝ちでした。2階の「メルト」にランチブッフェに行ってみましたが、干からびた感じのパスタとか、「キャンベルの缶詰でしょ?」っていうスープとか、レトルトっぽいカレーとか、ぱさついたパンのサンドイッチとか(しかも自分で作る)、旦那さんいわく「外資系ホテルでのセミナーで出される美味しくないケータリング」だそうです。賛成です。

 リフトも目の前にあるし、メインのスキーエリアのヒラフにも近いし(アンヌプリよりは)、断然アンヌプリより賑わっているし、泊まるのはヒルトンでご飯はアンヌプリが正解だったようです。(移動が面倒くさいけど、ユナイテッドシャトルというニセコエリアの循環バスを使えばホテル間をDOOR TO DOORで移動できます。)
今回の星は☆☆☆です(千歳からバスで3時間かけてわざわざ来るほどの魅力はないかなあ。東京からだと朝6時に出て午後2時につきました)



北海道の吹雪はすごかった↓