2012年12月27日木曜日

ニセコスキー②

今年は思い切って12月22~26日にニセコのスキーをブックしました。雪がちゃんと降るかわからないまま、ホテルやリフト券をブックするのは、勇気が必要だったのですが、結果は大当りでした。雪は十分にありました。

初日は夕方にニセコヒルトンにチェックインをしたので、足慣らしということで、ナイター券を買って、ニセコビレッジのバンザイチェアリフト周辺で練習しました。おそらく、昼に人が滑らないためか、ナイター時間でも、軽い雪が残っていて、ターンの練習ができました。

二日目は、ニセコビレッジのニセコゴンドラ→ワンダーランドチェアを乗り継いで、標高の高いシュノーケルコースのオフピステで遊びました。12月だからか人が少なく、あまりトラックの数が増えません。3回~4回くらいノートラックの軽いパウダーを楽しめました。標高下げるとスーパースティティションとみそしるとか非圧雪のコースがあるのですが、もともとコースがコブだらけになっていて、雪も重いので、かなり「苦行」になります。ニセコビレッジはやっぱり標高上げないと楽しくないんだと、改めて思いました。ワンダーランドチェアからニセコアンヌプリに抜けるとチャンピオンコースを朝1番のノートラックを体験できます。いわゆるコーデュロイバーンという状態かもしれないですが、滑り心地は超快適した。

三日目は、3連休3日目で、かつ雪も降らなそうだったので、こういう日こそと思ってガイドを頼みました。今回はNiseko Powder Guideの瀬戸さんにモイワコースというのを頼みました(瀬戸さんリンク先)。モイワスキー場はニセコアンヌプリスキー場の隣にあるのですが、アクセスが良くないのと、ニセコ全山共通リフト券に入っていないので、ローカル色の強いスキー場です。現地の子どもたちが練習しているのですが、皆さん激ウマです。腰から下半身がゴムのようにグニャグニャで華麗なターンとともに超速で駆け抜けていきます。自衛隊の方も練習に来てます。ローカルなスキー場なのに、リフトのペンキの色とか、ロゴマークがおしゃれです。ガイドの瀬戸さんに聞いたらなんと、オーナーはイスラエル人だとか。外国人のお客さんとかあまりいなかったのですが、基本的なコースの条件はいいスキー場なので、今後の展開が楽しみです。写真の通り、天気は快晴でした。羊蹄山、ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、ニトニプリなど主要な山々を見ながら、ゲートを出て、サイドカントリーのきれいな斜面を滑ることができました。気温が低いのでダイヤモンドダストでキラキラしてました。




モイワスキー場ののゲートを出ると必然的に、アンヌプリの2番ゲートを出る斜面が目に入ります。ガイドの瀬戸さん「せっかくだから行ってみようか」の一言で、ツリーランを経て、アンヌプリスキー場にアクセスしました。ジャンボ第4ペアリフトの上に2番ゲートがあり、ここから鉱山の沢に抜けるコースを通りました。雪質でいうとモイワのサイドカントリーの方が良かったのですが、自然との一体感ではアンヌプリのゲート外コースの方が良かったです。瀬戸さんは、ルートの構成がすばらしかったです。体力的にも負担が少なく、景色としても映えるコースを選んでくれました。



 
四日目は、体力的にも結構、きついところがあり、軽く滑って終わりでした。ひらふのゴンドラ横の見晴らしコースを雪のない日に行きましたが、かなり「苦行系」でした。ひらふも雪のない日は標高上げないとダメということだと思います。
 
五日目は一晩中吹雪で、相当のパウダーが予想されました。もっとも、山頂手前まで行くリフトがすべてお休みだったので、とりあえずひらふの「粉雪コース」に行きました。コース端には、足が埋まるくらいのゲレンデパウダーがあり、2-3本かなり楽しめました。そのあと、センターフォー&エース第3ペアを経由して、吹雪で凍死しそうになりながら、ニセコビレッジに戻りました。吹雪の日だったので、ちょっと期待していったら、じょっぴん→こんぶのコースがノートラックで、超やわらかいパウダーでした。ゴンドラが停止していたから、たぶん誰も滑ってなかったのだと思います。吹雪の日は、とにかくリフトが動いている限り、標高上げておくに限ると思います。
 
 
今回のニセコスキーは、ゲレンデもバックカントリーも人生でベストでした。また、そんな体験ができることを楽しみにしてます。