2008年2月24日日曜日

アルツ磐梯 磐梯山温泉ホテル


 福島県にある磐梯山にスキーに行ってきました。といっても、スキーをしたのは夫だけで私はホテルでゆっくり本を読んだり、温泉に入ったり。
 トラベルコちゃんというサイトから、出発1ヶ月以内の格安パックで申し込んで、一人なんと2万円!新幹線代、朝晩2食、2日分のリフト代も込みです。たまたま雑誌の『親子でスキー特集』を見て気になっていたホテルだったので、今後の下見も兼ねて行ってみました。
 
 泊まったのは「磐梯山温泉ホテル」で星野リゾートの経営です。昨年の夏に全室リニューアルされたという客室は、スキー場の温泉ホテルというイメージから考えると予想に反してなかなかおしゃれです。猪苗代湖側と磐梯山側でメインカラーが異なります。私は暖色系の磐梯山側を選択。グレー、ピンク、パープルでまとめられた部屋はとっても好み。猪苗代湖側はブルー系です。夏に泊まるならこちらでもいいかも。磐梯山とスキー場に面した窓辺には大き目のカウチが置いてあり、窓の景色を眺めながら本を読んだり、お茶を飲んだりするのにぴったりでした。


 チェックイン時に禁煙ルームをリクエストするのを忘れて、喫煙ルームだったので最初はとっても臭かったです。泣 禁煙ルームの空きもなく、仕方なくその部屋に泊まりました。でも、部屋の加湿器にちょっとだけ自分の香水をいれて使うとあっという間に好みの香りになって快適に過ごせました。キャンドルだと火を使うので心配だけど、この方法だと加湿と芳香の一石二鳥でオススメです。加湿器ならどこのホテルにもあるしね。

 朝晩の食事はバイキング形式です。夜は他にもグリル料理と会津郷土料理が選べます。食事はこの値段のホテルですから期待してなかったのですが、予想通りでした。全体的に出来合いのパック食や冷凍食品を温めて出している感じで、「合宿所のご飯」でした。唯一、甘エビのお刺身と釜で炊いたご飯が美味しかったです。 アルツ磐梯オリジナルビールの「ポーター」はなかなかです(by夫)。

 さて、スキー場はなかなか充実した設備で、コースの数も多く、子供を対象にしたアクティビティーが豊富、しかも安く、ファミリー客にはオススメです。夫はずっと一人ですべるのもつまらないので、レベル別のスキーレッスンに参加しましたが、インストラクターの教え方が良くてとっても満足だったようです。

 私もゴンドラに乗って頂上から猪苗代湖を眺めてきました。九州育ちにはこのくらいで「十分雪山を楽しんだぞ!」って感じです。

 家族で楽しめるという観点からは安くて設備も充実していて二重丸ではないでしょうか。実際家族連れが多くて、多少子供が騒いでも気兼ねしなくてすみそうです。子供をスキーレッスンに入れて、お母さんはマッサージとかロビーのカフェでゆっくりってこともできます。客室もファミリー用にメゾネットタイプなどもあるようですし、これから子連れ旅行になる我が家にはいいホテルでした。

2008年2月17日日曜日

Ruijin Guest House 瑞金賓館 



 クラシックホテル好きには選りどりみどりの街、上海。過去2回の上海の旅で泊まったのがこの「瑞金賓館」です。2回ともホテル予約サイトを使って予約しました。客室が少ないからか、ツアーでは使われないホテルのようです。スタンダードルームで1泊13000円くらいととってもお手ごろです。

 蒋介石夫人の宋美齢やレスリー・チャンが泊まったとか、有名人ネタのたくさんある素敵なホテルです。ホテルの歴史はいろんなサイトに詳しく書いてあるので省略しますが、とにかくオールド上海好きにはオススメ!



 私たちが泊まったのは1号館と2号館をつなぐ渡り廊下に面した部屋。上の写真のようなインテリアで、まず部屋の広さに驚きます。
だだっ広い部屋に黒光りしたベット、鏡台、クローゼットが置いてあり、天井もとっても高~い。シティーホテルのスタンダードルームではありえない広さです。いかにもカビのにおいがしそうな(笑)古いインテリアですが、これぞオールド上海!気分を味わえます。
 部屋のインテリアに反してバスルームはモダンに改装されていて、これはこれで使いやすくてGoodです。水周りが汚いホテルっていやですもんねえ。

 部屋のインテリアはそれぞれ異なるようで上の写真のようなプリンセス(?)ルームもあるみたいです。すっごく重くて開くのに時間がかかりますが、ホテルHPからチェックしてみてください。↓

http://www.ruijinhotelsh.com/

 ホテルのスタッフは総じて感じがよく、英語も問題なく通じます。サービスがこなれてるとかプロフェッショナルとかではないけど、若いスタッフばかりでほほえましい感じです。
 
 ただ残念なことに朝食がおいしくない。でも、ホテル近くに朝8時からオープンしている「Vienna Cafe」というヨーロッパ風のカフェがあるのでそこで朝食をとると気分よく1日が始められるでしょう。ホテルからカフェまでの並木道も素敵ですよ。↓
http://viennashanghai.com/

 ホテルの敷地はとても広くて、数棟の古い建物が芝生の庭園に点在しています。その中の4号館は全体がアジアンテイストに改装されておしゃれなレストラン、バーが入っています。タイ料理のレストランもおいしくて有名らしいですが、このホテルに泊まったなら是非行ってほしいのが1階の「Face Bar」です。中国家具やオリエンタルな赤いランプなどでおしゃれなバーに仕上がっています。人気のバーらしく宿泊客以外にも欧米人を中心ににぎわっていました。↓

http://www.facebars.com/sh/facebar.htm

2008年2月3日日曜日

Mina A' Salam @Madinat Jumeirah(ミナ・アッサラーム@メディナ ジュメイラ)


 ドバイといえばこの建物(下)のBurj Al Arab Hotelと同じ、王族経営で有名なJumeirahグループのMina A' Salam です。このホテルはMadinat Jumeirahという複合施設のなかのホテルです。Madinat Jumeirahは施設全体が運河で繋がれた街のように作られていて、エリア内のスークやスパ、レストラン、ホテルなどを水上タクシーー(アブラ)で移動できます。
 が、私たちが泊まったのは2004年の夏で、このホテル以外の施設は建設中でした。。。。残念。


 さて、Burj Al Arabはそのときすでに話題のホテルでしたが、インテリアがいかにも成金?って感じで全然私たちの好みでなく、いろいろ当時のホテルを調べてこの伝統的なアラビア建築が素敵なMina A' Salam にしました。
 
 空港へはリムジンで迎えに来てくれて、たくさんの街灯に照らされた高速道路を通っていく様子は、まるで宇宙ステーションのようでした。(by 夫)飛行機から見たドバイの夜景は砂漠のなかの光り輝く人工都市で、アフリカからドバイに来た私たちには別世界でした。
(ちなみに、私は成田から都内に向かう空港リムジンバスから見る入り組んだ東京の高速道路や新宿などの夜景が結構好き。)


 アラブの伝統様式をメインに全体がクラシックでアンティーク調にまとめてあり、とても上品なインテリアでした。ホテルで出会ったイギリス人宿泊客によると、インテリアデザインはドイツ人女性デザイナーとか。このイギリス人女性はファッッション関係の仕事でよくドバイにくるとのことで、最近はここのインテリアが気に入っていつもこのMina A' Salam に泊まると言っていました。となりのBurj Al Arabは趣味が悪いってことで私たちとも意見が一致。(笑)


部屋は全室オーシャンビューで私たちの泊まった部屋からもビーチとBurj Al Arabがよく見えました。当時私たちが泊まった部屋は1泊約5万円でしたが、シーズンによっては3万円くらいから泊まれるようです。
今回ブログに掲載するにあたって、ホテルに写真を送ってもらいましたが、今見ると部屋のインテリアはすでに少し古く感じます。部屋以外のホテル全体のインテリアは相変わらず素敵だと思いますが、この私たちが泊まった部屋の青・赤・黄色のベット周りはちょっと。。。。
でも、ランプやいかにもアラブっぽい壁の切り取り方など、アラブらしさは十分味わえますし、なんかすごく開放感があってリゾートホテルとして漂う雰囲気が素敵でした!私たちは「お金をだしてくつろぎを買う」という実感をここで初めて味わった気がします。アフリカでのサファリで疲れた体を休めるのには最高でした。



 朝食はAl Muna(下)というダイニングで。朝からステーキ(!)を焼いてくれるコーナーがあったり、今まで泊まったホテルで一番のゴージャス・ブレックファースト。笑 毎朝、この朝食が楽しみでした。


 昼間はホテル前のビーチでゆっくりしたり、隣のBurj Al Arabに行って趣味の悪さを冷やかしたり(笑) 特に観光するところがないドバイにおいてはホテル内でゆっくりするのが正解かなあと思います。
 唯一ホテル外で楽しかったのが、同じJumeirahグループの経営するプール、Wild Wadiでした!泳げない人でも、大人でも、ここのアトラクションは絶対楽しめます!夫とふたり、大の大人が半日へとへとになるまで、日焼けも忘れて遊びましたから。


 毎朝、目覚めてホテルのバルコニーから眺めるエメラルドグリーンの海は心身ともに本当にリフレッシュさせてくれました。
 この爽快感と太っ腹なアラブの王様に★★★★★!価格以上の満足感です。