2008年1月20日日曜日

モロッコ アトラス山脈~ザゴラ砂漠


 夫が急に砂漠を見に行くと言い出し、急遽、現地で砂漠1泊ツアーを申し込みました。旅行会社のお姉さんによると、ホテルか砂漠のテントか選べるが、オススメはテントとのこと。トイレもシャワーもあるというので「まあいいか。」としぶしぶテント泊にしました。

 翌日、ドライバーはベンツのRV車(4WD?)に乗って現れました。現地の旅行会社というのも心配だし、アトラス山脈越えは事故も多いと聞くので、かなり心配してましたが、ドライバーの運転も車も問題なく一安心。山肌に沿って細くのびるくねくね道、ガードレールはなく、代わりに所々白いペンキをかけた石が積んでありました。すごく細い道なのに、時々バスとすれ違ったりしてスリル満点。
 途中、ワルザザードのホテルでランチをとり、また出発。ワルザザードでは映画の撮影所もありました。(下写真、真ん中左。)





 
 ベルベルの集落(下)なんかも見ながらどんどん進んで。。。


 日没前に砂漠への入り口の村へ到着。ここからはラクダに乗ってキャンプサイトまで。到着まで2時間!!てっきり10分程度のちょっとした体験アトラクションだろうと思っていたので、かなりビックリ!車で最後まで送ってもらうことも出来るらしいけど、せっかくなのでラクダで。砂よけにターバン?みたいに布を巻いてもらって、ベルベルの男の子にラクダを引いてもらって出発します。男の子達は歩きなので、進みが遅い遅い。気が遠~くなりながら進みます。



 日没の砂漠はサーモンピンクからパープルへとグラデーション!360度ピンク!聞こえてくるのはラクダの足音だけ。
見たことのない美しい光景でした。写真はありませんが、朝焼けの砂漠もまた美しかった!これを見るためだけでも砂漠ツアーに是非参加されることをオススメします。私は生涯忘れられない光景になりました。
 さて、問題のテントですが、これがひどかった。。。笑 私はアフリカのサファリのようなテントを予想(期待?)してたんですが、モンゴルのゲルをかな~り質素にした感じのものでした。骨組みにぼろい毛布を巻いただけ。スペインから来た10人くらいの団体はとなりのメインテントに宿泊していて、そちらはもっとエスニックな布なんかで飾ってあるし、ダイニングスペースとベットスペースが分けてあったりして豪華!どうやら気を使って二人きりのテントにしてくれたらしいけど、あっちの豪華テントがいい~!と文句たらたらでした。ご飯はベルベルのおじさんが作ってくれ、テントの中で食べました。あたたかいハリラとタジン。ご飯は残念ながらまずい。笑 
 ご飯のあとはメインテントでキャンプファイヤー!ベルベルのキャンプスタッフがみんなで民族音楽を演奏してくれてとっても楽しかった。ベルベルの男の子達もおじさんたちも素朴でいい感じの人たちでした。

 帰りにはアイトベンハットゥに寄りました。今はわずかな人たちだけが住む村ですが、村全体が城のような見事な世界遺産でした。
映画のロケ地になるのも納得です。

 たった1泊2日ですが、別世界をかなり満喫できました。モロッコに来たらぜひ砂漠ツアー参加してみてください。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

モロッコは一体何日??
このブログでモロッコかなり興味が出てるよ!
ラクダ2時間はお尻のポジション取りがきつそうね。

happymax さんのコメント...

ラクダ2時間ははっきり言ってキツイね。9日で行ったけど、1泊パリで泊まると乗り継ぎとか体も楽だったと思う。パリで乗り継げなくてエライ目にあったし。