




個人旅行ブログ
ピンクシティーと呼ばれるジャイプール旧市街の真ん中にある宮殿ホテル。150年前にロイヤルファミリーであるサモード家の家系で、ジャイプール議会のPrime MinisterだったRawal Sheo Singhjiによって建てられたそう。もともとはサモードファミリーの別荘だったものを、1988年からホテルとして使っているとのこと。このサモードファミリーはジャイプール郊外にも宮殿ホテルを所有していて、あわせて3つのホテルを家族経営しているらしい。
ったかも!



ジョドプールの街を見下ろす高い丘にたつ、ウメイド・バーワン・パレス。敷地面積は26エーカー、建築に15年の歳月をかけ、1943年完成という比較的新しいマハラジャのお城です。現マハラジャの祖父マハラジャ・ウメイド・シンの名から名前がつけられ、なんとお城の半分は現在もマハラジャファミリーが住んでいるそう。ホテルHPによると、世界で最も大きな住居(これを住居といっていいのか?でも実際にマハラジャが住んでるしね。)で、347室もあるらしい。ホテルとして使われているのはそのうちの64室。マネージメントはTAJグループです。

ラジャスターン地方の西の果てジャイサルメールからジョドプールに戻ってきました。最初にデリーから国内線で到着したのがここです。ジャイサルメールは「ゴールドシティー」、ジャイプールは「ピンクシティー」、そしてここジョドプールは「ブルーシティー」と呼ばれています。町を見下ろすようにそびえるメランガール城砦からはブルーに染まるきれいな町が眺められます。観光のメインはこのメランガール砦。町からはくねくね曲がった山道を車で上って到着。結構な距離&上り坂だけど、オートリクシャーで来ている人たちもいて、ちょっとリクシャーがきつそうでした。見上げる砦はかなりの迫力です。いくつかのきれいな門をくぐって、博物館として公開されている宮殿に入ります。中にはマハラジャ一族の御輿、楯や剣などの武器類、子供用のおもちゃなど、それぞれ個性的(?)な装飾が施されたコレクションが展示されています。特に御輿を担ぐ棒の部分にユニークな動物が装飾されていて笑えます。この御輿に威厳たっぷりのマハラジャが乗っていたかと思うと余計におかしいかも。どこの国のものでも、昔の美術品ってどこかバランスが不自然でそれがおもしろいですよね。マハラジャ・コレクション以外には宮殿内の豪華な部屋も公開されています。下の写真で赤い手がたくさん並んでいるもの。これはマハラジャ・マン・シンが亡くなった時に一緒に埋葬されたお妃たちの手形だそう。








城塞の中ではないけど、旧市街に位置する宮殿ホテル。FIGARO誌によると200年前のパレスでフランス人観光客に好まれているとか。昨日のジャワハル・ニワス・パレスがいまいちだったので2泊の予定を切り上げ、急遽こちらに泊まってみることに。当日、フロントで出された価格はフォートビューのスタンダードで6500RP。(フロントデスクの後ろにはイギリスのアン女王がこのホテルに泊まったときの写真が。)またしてもゲストは私たちのみ。







